所属するグループへの愛情からのいさかい、ナショナリズムから開放する「脳外革命」

私とは何か さて死んだのは誰なのか


「私は本当は何ものでもないが、たまたま便宜上、日本人をやっている。」

これに伴って、世の中から争いごとというものが消滅する。

なるほど。面白い考え方だ。


「人類はそろそろ短絡的民族主義から卒業する時期ではないだろうか。」



「もしも全世界を得ようとも、己の魂を失うならば、人は何を得たことになるのか」(イエス・キリスト)

「お金持ちになりたい」子供が夢ではなく、欲望を語り始めているのだ。世も末である。

人には品格がある。欲に振り回されてアタフタと生きる人を下品、足るを知り、心安らかに暮らす人を上品という。

自ら考えない人は他人の価値観に振り回され、自分の人生を生きていないのだ。

本当に幸福になりたいなら、「格差社会」だのと、他人が決めた価値観に振り回されていてはダメ。幸福とは何かということを、一度自分でしっかり考えることです。

はい…身に摘まされます

私とは何か さて死んだのは誰なのか

帯を取ると白が綺麗。

p139〜, p115〜, p148〜