軽症うつの対処法

心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」  角川SSC新書心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」 角川SSC新書
名越 康文

角川SSコミュニケーションズ
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なぜ日本人の心は疲弊しているのか、閉塞感が充満する日本で、どう前向きに生きればいいのか

こんな前半から始まる。縦書きの本だが軽く読めた。


仕事が面白くない時、どう向き合えばいいのか

と、気になる見出しが並ぶ(笑)


せちがらい社会を生き抜くために


p40- 「人とつながる」というのは「心でつながっている」ということ

自分にとって大事な人とは、心の中で対話できる

いや、宗教の話じゃないですよ。

p46. ある心のモデル(構造)
心の外へのケーブルをつなぎなおすと、さっきと同じ風景だけれど、今度はえらく穏やかに見える。

p49. 心が解放された感覚を知っておく
キーワードは、「光の如きもの」
ご来光や初日の出、心に光が射すような感じ、気持ちが晴れやかになる感覚。


p55. うつ状態の時はどこにいようと、自分の中が“地獄”。

p58. ブログを書いている時は、集中して最も心が安定している時間なのかもしれません。

p59. 入り乱れるイメージに翻弄されることが、僕たちの精神活動の本質


p75. イライラ、不安、恐怖、落ち込み、ある種の傲慢さ、これらは全部、形を変えた怒りの感情。
結果、自分をとことんまで疲れさせてしまう。

p92. こだわり派の人は、自分の感情の力をものすごく信用している。
意志というのは、もっと冷静で客観的なもの。
p93. 僕たち日本人は、一時的な感情を大事にしすぎる。


p109. 仕事とはニーズがあって初めて発生するもの。

p110. 与えられた仕事を、自分なりに創意工夫する。
p113. 試行錯誤する方が、仕事に充実感が持てる。
p116. 「どうやったらこの仕事を楽しめるだろう」と考えてみること。