世界の問題意識を持ち、果敢に立ち向かう女性たち

「日本は児童買春の加害国だ」と言われたという。児童ポルノの事だろうか?

なか見検索! で(左メニュー)目次の少し前(プロローグ)を読んでみてほしい。

スタディツアー
というのがあるらしい。海外旅行の観光スポットに興味がわかなかったら、こういうのを探すのも一興か。

著者もスタディーツアーで進路、目標、自分の成すべきことを見つけている。

いくつもの壁にぶつかりながら
いくつもの壁にぶつかりながら村田 早耶香

おすすめ平均5つ星のうち5.0
5つ星のうち5.0やらない善より、やる偽善
5つ星のうち5.0社会起業家とは
5つ星のうち5.0等身大の社会起業家
5つ星のうち4.0児童買春問題を知ろう
5つ星のうち4.0若さゆえに、若さだから、出来る、期待する


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印税はすべて、「児童買春問題解決」に使われるとのこと。

被害者は、笑うことができないという。

これは売春ではない。人身売買である。彼女達は売春婦ではない。奴隷である。


しかし、日本とてついぞ一世紀前は似たり寄ったりの状況だったのだ。戦前は子供が病気になると、「治療費と葬式代とどっちが安い?」という電話相談があったそうだ。電話があるぐらいの近代でさえ、子どもというのは「いざとなれば売る」ものだったのだ。

それでは日本はどうやってそこから抜け出したのか。

その全てを支えたのは、経済成長だった。子どもを売らなくても済むようになって、はじめて子どもを売るのは罪深いものだという意識が根付いたのだ。

これは、世界的な傾向である。そもそもなぜカンボジアだったかといえば、タイが経済発展したからだ。タイで子どもが売られないようになった結果、「市場」がカンボジアに移ったのだ。


下の本を思い出した。どちらも世界のマイナーな国を相手に活動してる。

裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社BIZ)
裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社BIZ)山口 絵理子

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5つ星のうち1.0自伝的なのろけ本?
5つ星のうち5.0私と重ねて
5つ星のうち5.0自分がどれだけ甘ったれか教えてくれた本。
5つ星のうち5.0元気づけられます。
5つ星のうち5.0生き方を教えられる書


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最貧国に行ってみよう!という発想がすごいと思った。